あなたの両親は,あなたが亡くなっていた事を知っており,私が一晩中あなたの隣りで泣いている事を看護婦さんから知り,あえて行かなかったと…







最後に二人で居させてあげようという,あなたの両親の優しい気持ちは私をますます悲しませました…







あなたの両親は私よりも冷静で涙ひとつ見せずにあなたをずっとみていた…





するとあなたのお母さんが口を開いたの…




「どうしてあなたは死んでしまったの??…あなたを愛していてくれた人はどうするの??…お母さんとお父さんはいいのよ…でも取り残された〇〇さんはどうするの??…」






「お母さん…」




私はとっさに口を開きました…



「お母さん,いいんです…〇〇さんはこんな私を愛してくれました…好きになってくれました…〇〇さんは星になって私を見守ってくれています。」






私は笑顔でそう答えました…