私はもう後戻りの出来ない所までカイムを、そして世界を巻き込んでしまった。 それは、私の罪だ。 だから私は償わなければならない、その罪を。 背負わなければならない、その責任を。 この身に、全て。 私は再び天井へ目をやる。 覚悟をしなければ。 独りになる覚悟を。 一人で進む覚悟を。 これからを、生きる覚悟を。 私はそう強く思い、それから静かにまた瞳を伏せた。 .