夜が明けて、世界に朝がやってきたのだ。 ――――パタンッ。 支配されていく白の中、ジェイドは開いていた本を閉じた。 音だけが小さく響く。 白い光の中、ただ輪郭だけを浮かび上がらせる彼。 その表情は見えないが、心なしか笑っているようだった。