暫らくして、眩しさが止んだ。 魔族の王であるその人は、恐る恐る目を開ける。 ゆっくり、ゆっくりと開かれる瞳。その先に在ったのは、先程の薄汚れた倉庫とは違う場所。 何にもない、ただ漠然とした空間がそこには在った。