それは紋章。 少し古びてくすんだ紙切れの色に焼き込まれたその紋章が映える。 ........。 そしてその紋章の下に、小さな文字で書かれた言葉。 "争いを求む、魔の狂王死すのみ。我等、乱世を正す者なり" 「........」 書かれていたその言葉は明らかなる宣戦布告だった。 「急がねば」 クシャリ。 男は紙切れを手の中に強く握り締めそのまま謎の紋章を添えた報せと共に王の待つ城へと急いだ。 .