〜4〜
一瞬のこと。
静けさが支配する闇が、ほんの一瞬で闘いの火花散る戦場へと一変した。
闇を裂く金属音。
それは戦いの音。
剣と剣が交わった時に響く甲高い音が、闘う両者の鼓膜を震わす。
「ッ!
大丈夫か!?シエラ!」
構えた剣で相手の刃を受け、押し返すカイム。
――――。
そんな自分の闘いの中で、隣で敵と剣を交える彼女に目をやる。
一応自分が剣を教えた弟子のような存在である彼女の腕を疑うわけではないが、やはり気になる。
何しろ彼女はまだ実戦経験が少ない。
と言ってもそういうカイム本人も、殆どこのような命が掛かるような実戦を経験したことは無い。
カンッ!
ギイィンッ!
向けられた視線。
それに答えるように自分に切り掛かってきた相手を彼女は剣で跳ね返す。
「私は平気!
.....これはカイムと練習した剣の腕、実戦で振るえるいい機会ね。
ちゃんと見ていて?
私は、大丈夫だから」
ッ。
は相手を跳ね返した銀に光る長い剣身に軽く笑ってみせた。
「あぁ、お手並み拝見させてもらうことにするよ」
彼女の見せる笑みに安心感を覚えた。
心配する必要は無い。
彼女ならばきっと大丈夫だ。
そう確信をしてフッと笑うと、彼は意識を前へと戻した。
.........。
彼女は大丈夫だ。
そうて判れば彼の集中を削ぐものは無くなる。
これで思う存分、剣を振るえる。
.
一瞬のこと。
静けさが支配する闇が、ほんの一瞬で闘いの火花散る戦場へと一変した。
闇を裂く金属音。
それは戦いの音。
剣と剣が交わった時に響く甲高い音が、闘う両者の鼓膜を震わす。
「ッ!
大丈夫か!?シエラ!」
構えた剣で相手の刃を受け、押し返すカイム。
――――。
そんな自分の闘いの中で、隣で敵と剣を交える彼女に目をやる。
一応自分が剣を教えた弟子のような存在である彼女の腕を疑うわけではないが、やはり気になる。
何しろ彼女はまだ実戦経験が少ない。
と言ってもそういうカイム本人も、殆どこのような命が掛かるような実戦を経験したことは無い。
カンッ!
ギイィンッ!
向けられた視線。
それに答えるように自分に切り掛かってきた相手を彼女は剣で跳ね返す。
「私は平気!
.....これはカイムと練習した剣の腕、実戦で振るえるいい機会ね。
ちゃんと見ていて?
私は、大丈夫だから」
ッ。
は相手を跳ね返した銀に光る長い剣身に軽く笑ってみせた。
「あぁ、お手並み拝見させてもらうことにするよ」
彼女の見せる笑みに安心感を覚えた。
心配する必要は無い。
彼女ならばきっと大丈夫だ。
そう確信をしてフッと笑うと、彼は意識を前へと戻した。
.........。
彼女は大丈夫だ。
そうて判れば彼の集中を削ぐものは無くなる。
これで思う存分、剣を振るえる。
.

