海みたいな君に恋をした

気があって面白いんだって聞いた。
私も、結香ちゃんについての話は聞いてて、飽きない。
学校って楽しいのかな、そう思う。
もうすぐ面会時間が終わる時間だ。
恋は「またね!」と言って帰ってしまった。
今日は楽しかったな。
色々思い返していると、だんだん眠気が襲ってきた。
目を閉じると、眠りに落ちていった。

次の日、目が覚めたのは11時だった。
最近は、寝る時間が早くても、起きる時間が遅かったりすることが多い。
看護師さんが持ってきてくれた朝食を食べ終えて、顔を洗った。
診察の時間までまだ時間がある。
だから、天気のいい今日も屋上にいくことにした。
今日は嫌いな診察がある。
診察が嫌いな理由……
気温が低いと、天気予報で言ってたっけ。
私は、グレーのパーカーを取り、病室のドアを開けた。
屋上へ繋がる階段をゆっくり上っていく。
-キィィ
重たいドアを開ける。
一歩一歩前に進む。
屋上から見える海を眺めていると、自然に心がスッキリする気がする。