恋は、勉強も出来て、運動も出来る。
何をしても完璧なんだ。
私とは正反対。
だから、小さい頃からずっと憧れる存在なんだ。
性格も良くて、小さい頃からみんなに好かれる人気者。
なのに、恋は私のことを1番に思ってくれる。
私は、恋に何かしてあげられることはないのかな……
恋は私にとっても大切な存在。
私の大好きな親友なんだ。
「そうなんだよー、もうすぐ大会があるんだ!」
『頑張って!応援してるから!』
「うん!頑張るね!!」
こんな会話をしながら、2人でたくさん笑った。
こんなに笑うのは久しぶりだなー。
まず初めの恋の話は、部活、次に学校での話をしてくれる。
「今日ね!結香が階段につっかかって落ちそうになったんだよ!」
結香ちゃんか……
会ってみたいなー。
恋の学校での話は、ほとんどが結香ちゃんの話。
会ったことがないから会ってみたい。
恋と結香ちゃんは同じクラスで隣の席らしい。
2人共、吹奏楽部で一緒に行動してるんだって。