司会者はそんな彼らを見てフフッと笑い、 「それでは歌っていただきましょう!」 と言いカメラに向かいニコリと笑った。 すると一瞬だけ愁也と優羽が映った。 愁也は優羽の肩をポンポンっと叩き励ましていた。 この人はその人に合わせた対応が出来て、 人を笑顔にすることが出来て… しかも仲間を咄嗟にフォローが出来る。 あたしにないカリスマ性を感じ、 より彼に引き込まれる。 そして愁也に続き、 他のメンバーも優羽の肩をポンッ叩く。