この沈黙を破るかのように 「あのさ、俺… 陽菜乃ちゃんの事が好きなんだよね」 鈴島くんから突然告白された。 鈴島くんの事を凝視し、思わず固まってしまった。 「好きです。付き合ってください」 あたしの事を真剣にまっすぐ見つめる鈴島くん。 まさか私の事好きだなんて思わなかった。 同級生で仲の良い友達だと思ってたんだけどな。