ピー
姫花の瞳が光を失い、瞳を閉じた。
力無くて手はブランとし、首は上を向いてたのに俺の方向を向いている。
あぁ。死んだんだ。
気づけなくてごめんな…。姫花。
数年後
俺はあれから、付き合っては別れての繰り返しだ。
何だかいつもよりも姫花が傍に居る気がする。
「大河。お久しぶり!もう!何してんのよ!付き合っては別れての繰り返し!私が居なくなったからってそんなに変わるなよ!」
「大河。私の幸せは大河の幸せ。大河の幸せは私の幸せ。
だから、大河の悲しみは私の悲しみ。私の悲しみは大河の悲しみ。大河が幸せになってくんなきゃ私は安心して行けないじゃないの!」「だったら行かなきゃ良いじゃん。」「無理だよ。」「何でだよ。」「私は行かなきゃ行けないの。じゃなきゃ、皆にまた会えないし。大河にも会えない。」
「分かったよ。幸せになって見せる!」
「良かった!じゃあまたね!」
おう!