私達はまた出会いそしてまた恋をした。
今では子供も居る。
女の子の双子だ。
長女　夢叶
次女　結縁。
子供達も私達と同じ事をする。
つまり子供達も神様の仕えをするのだ。
今は神様の世界では、最も忙しい時期で学校すらろくに行けてない。
学校には家系の事情と言う訳で休学させてもらっている。
ごめんね？、私達のせいで辛い思いをさせて。
でも先祖代々継ぐものだから仕方無いことなの。
｢夢叶。神様の仕えはどう？｣
｢大変だけど楽しいよ。勉強になるし。｣
｢そう。なら良かったわ。｣
言いたくないけど言わなきゃ行けないことが皆さんにあります。
実は夫の大河が亡くなったんです。交通事故で。
飲酒運転の車に気づかず、跳ねられてしまったの。
私はシングルマザーとしてしっかりしないと行けないんだ。
私はこれから先も大河の事を想いつづけます。
大河、そっちの世界はどうですか？
お母さんたちに会えましたか？
私は忙しくて49日にも行けなくてごめんね？
でも次からはちゃんと行くからね？
その日まで…バイバイ。ありがとう。大好きでした。
愛してました。幸せでした。
これからも私は二人の子供達と一緒に未来に向かっていこうと思う。どんどん歳をとって行くからそのうちあなたのもとへ行く。
どんなおばあちゃんの姿でも許してください。
またね。大好きだよ。幸せだよ。愛してるよ。
好きなのに伝えられない…。
好きだから伝えたい。
空の上に居る大河に。
ごめんなさい。私をかばってあなたが死んだこと、一生心の傷です。悔やんでます。
どうして気づかなかったのだろう。
大河、私がそっちの世界に行って、浮気してたら殴るよ？覚悟の上で浮気はしてください。
大河、大好きだよ。愛してるよ。
でもやっぱり…
好きなのに伝えられない、伝わらない…。
END