私はあれから大河に出会えて居ない。
もしかして、生まれ変わる所と違ったのかな?
そう思うと胸がギュッとなり痛くなる。
そして私はもしかしたら…と思いまたあの高校に入学した。
前世で出会ったのは図書室だった。今日は出会った日。
あの時と同じようになるかなと思い、図書室へ来たのだが来ない…もう出ようそう思ったその時!
「お!先客?」あの時と同じだ。
「そうよ。私、前世で愛してた人を探してるのあなたは?」
「奇遇だね。俺も前世で愛してた人を探してたんだ。」やっぱりこの人だ!
「大河!会いたかった!」
「俺もだ!姫花!やっと会えた!」
「私、高見結衣。あなたは?」
「俺は、山中蒼太。何だかまたこうして自己紹介するの、変だな。」
「そうだね。私も同じ事思った!あーもう!生まれ変わる所違ったのかな?って思ったじゃないの!」
「ごめんごめん!親を説得するの大変でさ。親がどうしても良い高校行かせたがって、結衣に会えなくなるかと思ったぜ!」
「それはうちの親と同じだよ!どうしても東大と似たような高校に行かせたがってさぁ、全く!子供の気持ちにもなって見ろっつーの!」
「はは!だよな!」