―もっと、刺激的な恋を。―

A T T E N T I O N

_男 の 子 視 点 多 め_

_事 故 ネ タ 苦 手 な 人 は ｺﾞﾒﾝﾅｻｲ_


・・・・・・


眠 り の 姫
坂本 心海 × Sakamoto Kokomi

目 覚 め の 王 子 さ ま
大里 佑翔 × Oozato Yuto


・・・・・・


もしも来るはずの明日が来くなったら


私はどうなるか。


・・・・・・


もしも大切な人がいきなり永眠したら


俺はどう思うのだろうか。


・・・・・・

ｺｺside

ｺｺﾐ 『』

その他 「」


ある日の夕方、日は落ちかかっていた


私は自分の部屋でスマホをしている。


今日１学年上の先輩と付き合うことになった


その事を親友の祐実に伝えたえようと思って


家に帰ってすぐにスマホを手に取った

『あのさー？』

メッセージを送った


「なにー？」


『私彼氏できたの、』


「は！マジー！」


『まじ…。』


やっぱ誰でも驚くんだなぁ。


「で、誰なの？」


来ると思った…。絶対みんなこれ聞くよね


『誰だと思う？』


送ってから既読がつかなくなって


ずっとスマホを見てたところだった



「ココちゃんー！買い物頼んでいい？」


台所から声が聞こえた


お母さんからだった


『わかった、いいよ』


「ありがとね、お醤油買ってきてほしいの」


『わかった、いってきまーす、』


カバンを持って靴を履いた


飛び出るように玄関を出た。


いつもと変わらない空、


いつもと変わらない人達、


いつもと変わらない道。



まさかこんなことが起こるなんて



誰も予測しなかっただろう。