私を待ってることは一目瞭然

「どうしたの、仕事は?」

声を掛けるしかなかった。


声の主に気づいたのか、桜ちゃんは振り向いた。


「ごめん。ちょっと話したいんだけど、いいかな?」

いやいや、大通りのど真ん中。
お互いに良くないでしょ、、
ほら、お互いにお客様抱えてるんだから。

「ここではちょっと、、ね。お互い。」

桜ちゃんは、察したのか
「だね。場所移動しよっか。」


桜ちゃんの横を歩き、少し離れた路地にあるBARに入ったのでついて入った。