「悪魔の塔の主はどこだ。」
スメルトが大声で叫ぶ。
そして塔の中に響く。

「私よ。」
ん?小悪魔さん?

「手先にでもなったのか。小悪魔。」

「いいえ、私(わたくし)はお祖父様の孫なのよ。言ってなかったかしら?」

「ああ、そうか。」
適当に言ってる気が…
そして小悪魔さん、主はお祖父様じゃ…

「楽だからじゃないの、まともに返事をしているのが嫌になるからね。そしてお祖父様とやらは、孫の小悪魔に塔を譲ったのでは?」
あ、アンヘルさん。解説&予想、さんくすです。

「スメルトや、呪いを解放してほしいと?」
あ、主さんかな?

「その通りです。」

「もう孫の小悪魔と別れたらしいな。この呪いは必要ない。解放してあげよう。」

「…はい。」