「詐欺じゃないですか。だって、願い叶えてないもの。天使さんの友達生きているか、確定していますか?まだしていませんよね。そして一番詐欺なのは、アミの願い叶えてないじゃないですか。そして私の願いも確定していない。詐欺ですよこれ。」

「…天使の友達は武器屋に飛ばした。アミさんの告白には最初から断るつもりもない。既にお前は強くしたし、文句ないだろ?」

「…マジで?」
普通に驚きだ。

「で、条件がある。僕の願い…と言うよりは、
解放してほしいことがある。まだ、
みんなの願いは叶えられるものだった。
でも、僕の願いは…叶えられないんだ。」

「…それで」

「僕には呪いがかかっているんだ。
このままにしてると、確実に僕は死ぬ。」
え…?

「これを解放してほしいんだ。解放するには、
『悪魔の塔』に行く。ここからは遠い。
願いを叶えたし、ダメとは言わせない。」

「「「うん、わかった。」」」