好き、だけど。

「やっほ〜」

久しぶりの宏基君は 相変わらずかっこよかった。

「こんばんわ」

と挨拶をし、車に乗り込んだ。



どこへいくわけでもなくただ 他愛もない会話をした。

ただ隣に座って


ただドライブをするだけ。


それだけで幸せだった。



手を繋ぐことも、キスをすることも、もちろんそれ以上先も。
何もすることは無く 解散した。