退会処理してまた退屈になった私は少し大胆に頭を撫でる
ふわふわだぁ
パチッ
「…サクちゃん?」
いきなり目を開けた社長
私はボォ~ってしちゃってまだ頭を撫でてる
「ん?」
「俺…君が好きだ」
少しかすれた声
そっか
社長は私のこと
えっ?
好きって?
ってなんで起きて…
「好きだ」
今度ははっきりとした声で告げられる
「あ…あの、えっと私サイト退会しましたから…」
「うん?あぁ…」
「今度からは普通に相談にのれますし…」
「…」
「…っと、あのだからだから…えっと」
「好きなのはサクちゃんだから…相談にはのらなくていいよ。」
私は真っ赤になってしゃべれなくなる
「今朝のプロポーズは本気だよ」



