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ふわふわしてるけど
すごく気持ちいい。
誰かに抱かれているみたいだけど、その人の心臓の音が私の耳に響く。
それが何とも言えない、心地よさ。
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「あ、優ちゃん?!大丈夫??」
起きたらベットに横になっていた。
あー。あのまま倒れちゃったんだ。
雄大くんが心配そうに私の顔を覗き込んだ。
恥ずかしい...顔が近い!!
「雄大くん...顔近い!」
「あ、ごめんごめん!優ちゃん顔ボールに当たっちゃってそのまま倒れちゃったんだよ!しかも熱あるんじゃん!」
もしかして...
昨日花くんの事考えながら、いつのまにか冷めていたお湯に長時間使って風邪引いちゃったのかな。
小学生じゃあるまいし...自分が情けなくなって恥ずかしくなった。
「ここまで運んでくれたのって雄大くん?」
「そうだよ!...ってカッコ良く言いたかったけど、花のが早く駆けつけてたんだ。負けちった」
そう言うとはにかんだ笑顔を見せてくれた。
て事は、あの曖昧な夢みたいな...抱いてくれてたのって花くんだったの?!
本当にこの前助けてもらったのと言い、2回も助けてもらった。
何てお詫びしよう...
「俺はさっき体育のバスケでちょっと指やらかしてさ、ついさっき来たばっかなんだけど、それまでずっと花が付き添ってたらしいぜ?先生居ないからって」
嘘...寝顔見られちゃった!!
いや、その前にそんな事付き添ってもらっちゃった。たかが熱なのに...
