「すいません...叶夢、お仕事終わりのところ
なんですが、いいですか?」





「佐々木さん!ん?何?」





「優衣ちゃんが目を覚ましたみたいで、
ICU担当の先生が診察しようとしたら急に心拍数高くなって、叶夢先生呼んだ方がいいのではないかと...」





「え、?!優衣目覚めての?
わかった!!!すぐ行く!」





「あ、啓斗...」






「いいよ、お前は、行ってやれ、」





「ありがとう!」




そう言って俺は医局を出ていった。