「邪魔なんだよッッッ」






「お前のせいで刑務所行きだよッッッ」






「人に散々迷惑かやがってッッッ」





そういい私のお腹をけった。






蹴られたことで胸が圧迫され呼吸がくるしくなる。






「.............んッッッ」





「ゆ........ちゃんッッッ」






あれ、なんか聞こえる。





この声きいたことある。






いつの間にか、声が鮮明になり、
うっすらと目を開けると、啓斗先生が手を握っていて、叶夢先生が横でなにかしていた。






「優衣ちゃんッッッ!!!!!!」





「啓斗...先生??」





「そうだよッッッ叶夢先生もいるよ」






「くる...し...ぃ...」





「優衣ーッッッ
分かる??苦しいね、大丈夫だよ、落ちつい深呼吸ね、」





「優衣ちゃん意識だけは保ってね、」





そう言われるけど意識すればするほど呼吸が荒くなり、私は意識を飛ばした。