母「菜々美―!遅刻するわよー!」


『ん~、、、おはよ、憲くん』


今日も部屋の中の壁に貼ってある憲くんのポスターに挨拶をする


『今日もかっこいいね!学校行ってくるから待っててね!』


頭の中では痛い子だとわかっている


でも、やめれない


本当に好きだから


アイドルとしてじゃなくて一人の男として


だからこそ、この秘密は誰にも言えない


隠し通さなければいけない、、、はずだった