「お客様!」
さっきの係員さんは僕の手を引っ張り水族館の外へと追い出された
「あはは、ほんと蒼らしいねー」
僕は普通な態度をしている彩花を見てもう一度叫びそうになったが、必死にこらえた
いやいや、幻覚かもしれない。
だって、ありえないでしょ。
僕はたしかにみたんだから病院で見たモニターには心拍数が『0』になっているのをね。
そう、彩花は死んだんだ。
ここにいるはずがない
僕は目を閉じ、深呼吸をして心を落ち着かせた
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