「分かった、じゃあこの紙にやりたいことを書いて」

僕は時間がかかるだろうと思いぼーとしていると

「できた」

と、僕に紙を返した

そこには、たった1つしか書いてなかった

『知らないところへ行く』

「これだけ?」

僕はもっとほかにたくさんあるだろうとおもっていた

「なによ?悪い」

「いや、なんでもない」

彼女は僕に不思議な目線を向けてくる

「とにかく、知らない場所ってどこ?」

「それはおまかせするよ」

「……」