みっちゃんたちが通ってるのは、ここから2駅先にある学校。




ゆっくり揺れる電車がすごくもどかしく感じた。




早く着かないかなって。





駅に着くと、私は必死に走った。




学校に着くと、ちょうど生徒がでてきているところだった。




っていうか、こんなに人がたくさんいたら分からないよ!!





「風嘉!!」




「みっちゃん、なっち!!」




2人が私のところまで走ってきた。




「学校は!?」




「だって…」




そんな私を見て、みっちゃんはため息をつき、多分もうすぐ来るよ、と言ってくれた。