雪の王子様






なっちは滑ったらしく川へ落ちて、みっちゃんが手を掴んでいる。




私も行かなきゃ!!




そう思って、なっちたちの方へ行こうとした時、腕を捕まれた。





「風嘉はここで待ってて。」




この声…





「ナツキ…!?」




ナツキはすぐに川の方へ行き、あっという間になっちを助けた。





あ…





あれ…?





その様子を見ていて、少し安心したとたん、耳鳴りのように何かが聞こえてきた。