「おばあちゃん!何でナツキがいたの!?」 「お使いって言ってたじゃない。あ、風嘉、雪が降り出したから窓しめて。」 へ? 雪…? まただ… 雪が降る前に、いつもナツキはいなくなるんだ… 何でだろう… 「風嘉ー!窓閉めてくれたかしら?」 お茶の間から聞こえてきたおばあちゃんの声に、慌てて窓を閉めた。