「食べたいんでしょ?ならこっちよ!」

このままでは、机が邪魔で、先生を又ザオで抑え込めない。

どうしても、あっち側に行かないといけないのだ。

覚悟を決めないと、ここで私がやられれば、佳代や、

大宮先生にも、危害が及ぶ。

私は、机の上に登った。

すると、先生だった生き物がこちらにこようと身を乗り出す

登ることは出来ないらしい。

頭に又ザオを、押し付ける。

首が、又ザオの間に入り込み、身動きが取れなくなっている

「先生!早く!」

それにしても、この状況で、ただ見てるだけの私の担任は

なんて無力なのだろう。