〜止まらない感染〜 in学校

「うん。佳代ありがと。」

「なにいってんの?当然でしょ」

佳代がニカッと笑う。

ドアを出ようと、引いた瞬間

「ぐぁあああああああああぁああああああああああ」

突然奥から悲鳴が聞こえた。

「「えっ?」」

ほぼ同時に呟く。

と同時に、瞬時に感じ取った危険信号。

ここにいては危ない。全身でそう感じ取っている。

なのに足が動かない。

逃げなくちゃ。

でも、足が。

動かない。

否、動けない。

今私の体を支配しているのは恐怖のみ。

「お前ら!まだ居たのか。大丈夫か?顔色悪いぞ?」

金川先生に声をかけられ我に返る。

「せんせ、い」

「なんだ?まさかお前らも具合が悪いのか??」

「悲鳴が...。奥から悲鳴が。」