「桃果!おーはよ!」
突然肩を叩かれる。
マツダ カヨ
元気よく挨拶をしてきたのは、隣の席の松田佳代。
「おはよ。佳代。今日も元気だね」
佳代は、陸上部に所属している。こんがり焼けた小麦色の肌
に、高い位置できつく縛ったポニーテール。
薄めの化粧に、程よい量の石鹸のボディーコロン。
佳代は私の隣の席だ。
高校に入ってから仲良くなり、今ではいつも一緒にいる。
入学当初、可愛いからと、近づいて来てくれる子は
たくさん居たが、自分の驚異にならないと知ると
離れていった。
無駄なご機嫌取りはしたくないのだろう。
でも、佳代は違った。
佳代の私への第一声は
「ねえ、あなた柔道か、空手やってない?
ここの筋肉いい感じ!」
正直驚いた。こんなふうに声をかけてくる子は今まで
いなかった。
顔以外を見てくれたことが嬉しかった。
佳代は今まで、私の容姿を褒めたことはない。
私のことを気にしてくれているのだろう。
この子は人の気持ちを汲み取る力に長けている。
「なに、ぼーっとしての??」
佳代が顔を覗き込んでくる。
「え?ううん。ちょっと考え事!」
「ふーん。そっか。
そろそろ先生来るね。
私も早く準備終わらせなきゃ。」
突然肩を叩かれる。
マツダ カヨ
元気よく挨拶をしてきたのは、隣の席の松田佳代。
「おはよ。佳代。今日も元気だね」
佳代は、陸上部に所属している。こんがり焼けた小麦色の肌
に、高い位置できつく縛ったポニーテール。
薄めの化粧に、程よい量の石鹸のボディーコロン。
佳代は私の隣の席だ。
高校に入ってから仲良くなり、今ではいつも一緒にいる。
入学当初、可愛いからと、近づいて来てくれる子は
たくさん居たが、自分の驚異にならないと知ると
離れていった。
無駄なご機嫌取りはしたくないのだろう。
でも、佳代は違った。
佳代の私への第一声は
「ねえ、あなた柔道か、空手やってない?
ここの筋肉いい感じ!」
正直驚いた。こんなふうに声をかけてくる子は今まで
いなかった。
顔以外を見てくれたことが嬉しかった。
佳代は今まで、私の容姿を褒めたことはない。
私のことを気にしてくれているのだろう。
この子は人の気持ちを汲み取る力に長けている。
「なに、ぼーっとしての??」
佳代が顔を覗き込んでくる。
「え?ううん。ちょっと考え事!」
「ふーん。そっか。
そろそろ先生来るね。
私も早く準備終わらせなきゃ。」
