眠り姫

慶「まぁ、それもそうですね。
それに、そのような手に乗せられてしまう彼も大した男ではなかったでしょう。
さて、そのようにしてお付き合いに漕ぎ着けたものの、恐らく大した男でないとやっと気づいたのでしょう。
思うほどの注目を得られなかった彼女は呆気なくほかの男に乗り換えようとした。」

龍「ほんと、とんでもねぇ女だな。」

莉「ちっ、ちがっ…」

慶「暴走族の総長と付き合ったことでその世界を知った彼女は、自分の住むところでNO.1だと言われるチームがあることをしり、そこの総長に近づこうとします。
しかもその人は、顔は整っているけど女嫌い、とかでどうやら地元で知らない人はいないという程有名だったようです。」