眠り姫

莉「強引にだなんて…
別に、好きになってもらえるように努力しただけです!
どうしてそんな調べるなんてこと…」

慶「確かに、自分を好きになってもらえるよう純粋に頑張ったのでしたらなんの問題もないですし、どんな方とお付き合いしてようと、その後どうなっていようと、私たちには全く関係の無いことです。」

慶介が淡々と話すが、雰囲気から察するに怒っているようだ。

慶介は慶介で怒らせたくない相手だな、なんて頭の片隅で冷静に思った。

慶「ですが、もしあなたのアクセサリーとして私たちを巻き込もうとしているのなら、見過ごす訳にはいきません。」

莉「あ、アクセサリー…?」