眠り姫

そんなことを考えていると、階段の方から甲高い女の子達の話し声が聞こえてきた。

すると、その声が部屋の中まで聞こえたのか翔のそばにいる女の子が動き出す。

なるほど、こういうことか…。

「慶介、すまないがあの子のことを調べてくれないか。」

慶「え?」

「とりあえず、男関係について。
頼んだぞ。」

立ち上がろうとすると、龍に腕を掴まれる。

龍「おい、どーすんだよ!?」

「龍達は、ここに人が来たらどうして来たのか話を聞いておいてくれ。
ちょっと、行ってくる。」

さぁ、可愛い弟を守らなければ。