姉弟であるし、みぃとどうこうなりたいだなんて思ってはいない。

思ってはいないが、だからといってみぃが恋愛しているのを目にしたくはない。

みぃに幸せになってもらいたいと思う反面、みぃの世界が今までみたいに俺中心でまわってくれたらいいのに、なんて卑怯なことを考えてしまう。

はぁ、マジでおれ最悪だ…。

いつまでもみぃの重荷になる訳にはいかない。

この機会にみぃの世界を広げて、俺もみぃ離れしないと。

翔「みぃのこと頼むよ。」

ふと呟いた俺に、ほかの4人は、一瞬驚きつつも笑顔で頷いてくれた。

あぁ、だから俺はここが好きなんだ。

柄にもなくそんなことを思った。