カッポカッポカッポカッポ…
左介|《さすけ》
「将臣様、帝の意図を読み取ってもなお、文句も言わず従うのは何故ですか。」
慶(源)「というと?」
左「帝は将臣様を恐れられている。将臣様は賢く、人脈もあり、多くの方に慕われておりますゆえ。ですから、皇子の元を遠く離れるような命を下された。将臣様を使って謀反を起こされては、などと考えておいでなのでしょう。」
慶(源)「考えすぎだ。
それに、私はお前が言うような大層な人間ではない。」
左「私はそうは思いません。
現に、帝は無理難題を押し付けられた。
将臣様より位の高い者の悪行を改めよなど、容易に成し得ることではございません。
仮に成し得たとしても、その功績は皇子のものとなりますでしょう。」
慶(源)「仮にそのようであったとして、何が問題なのだ。」
左「将臣様…」
慶(源)「私は、帝になりたいとも権力を得たいとも思わない。
そのようなことに興味が無いのだ。
何より私は多くの人を従え、国を治めるような器ではない。」
左「そのようなことを…」
慶(源)「ほら、この話は終わりだ。
ようやっと、村へ着く。」
左介|《さすけ》
「将臣様、帝の意図を読み取ってもなお、文句も言わず従うのは何故ですか。」
慶(源)「というと?」
左「帝は将臣様を恐れられている。将臣様は賢く、人脈もあり、多くの方に慕われておりますゆえ。ですから、皇子の元を遠く離れるような命を下された。将臣様を使って謀反を起こされては、などと考えておいでなのでしょう。」
慶(源)「考えすぎだ。
それに、私はお前が言うような大層な人間ではない。」
左「私はそうは思いません。
現に、帝は無理難題を押し付けられた。
将臣様より位の高い者の悪行を改めよなど、容易に成し得ることではございません。
仮に成し得たとしても、その功績は皇子のものとなりますでしょう。」
慶(源)「仮にそのようであったとして、何が問題なのだ。」
左「将臣様…」
慶(源)「私は、帝になりたいとも権力を得たいとも思わない。
そのようなことに興味が無いのだ。
何より私は多くの人を従え、国を治めるような器ではない。」
左「そのようなことを…」
慶(源)「ほら、この話は終わりだ。
ようやっと、村へ着く。」
