眠り姫

その間、慶介と美麗はかなり距離が縮まったらしく、以前感じていたよそよそしさが全くと言っていいほど無くなっていた。

2人が仲良くなったことは、素直に嬉しいと思う。

だが、嬉しいと思う反面、モヤモヤとした何かを抱えるようにもなっていた。

龍「じゃ俺達は劇まで部屋でのんびりしてますか〜」

和「そうだね〜。
お店とかは、明日美麗ちゃんと回りたい!」

「いくぞ。」

俺達の学校では文化祭は土日にわたって行われる。

そして、クラスの出し物などはなく、全てが部活動を主体にしたものであるため、俺達は一般参加者と同じようにこの2日間はフリーだった。