眠り姫

誠「大丈夫、大丈夫!
むしろ俺は君を見た時から、この役は君しかいないって思ってたんだ。
だから、参加してくれてすごく嬉しいよ。」

心からそう思っているのだとわかるくらい、先輩は笑顔でそう言った。

慶「…分かりました。
頑張ります。」

慶介の気持ちも分からなくはないが、きっと慶介ならこなせるだろう。

どんなものになるかはさっぱり分からないけれど、せっかくの機会だし、精一杯やれることを頑張ってみよう。

そんなふうに思えるくらいには、誠先輩の雰囲気にのまれて、私まで楽しみになっていた。