眠り姫

次の日の昼休み。

「慶介、行くぞ。」

さっそく集まりがあると言うので慶介と指定された教室へ向かう。

慶「美麗さんは、この演劇について何も聞いていないのですか?」

「あぁ。
内容についても私たちが何をさせられるのかについても全く聞いていない。」

慶「よくそれで引き受ける気になりましたね…」

今回のことはよほど驚いたのだろう。

まぁ、自分でも柄じゃないとは思うが。

「最初は断ったんだが、慶介にも声をかけるって聞いたから、それなら別にいいかなって。」