眠り姫

龍「ほんと、慶介はみぃにだけ甘いよな〜。」

慶「そんなことはありません。
それに、1人で参加させるのは少し不安もありましたから、ある意味好都合ですね。」

慶介はそうふっきれたように、微笑んだ。

慶「文化祭までしばらくはそちらに参加することも多くなると思いますが、私もいますし、蓮、それで大丈夫ですか?」

にこやかに蓮に問いかけると、

蓮「…あぁ。」

不機嫌そうに、でも何とかここのボスの許可を得ることが出来た。