眠り姫

「クスクス
あぁ。
私も詳しくは聞いていないが、慶介にも出てほしいから声掛けててって。」

慶「何故私が…」

「私も慶介が一緒ならと思って返事をしたんだが、ダメだったか?」

慶介はなんでもそつなくこなすから問題ないと思っていたのだが、さすがに良くなかったかと思い、申し訳なくなった。

するとその様子を見た慶介は、

慶「大丈夫ですよ。
そんな顔しないでください。」

そう優しく声をかけてくれた。