眠り姫

蓮「それで?」

「どうやら彼は舞台監督を志しているらしく、そっち方面の進学先からの推薦を得るために文化祭で演劇をすることになったらしい。」

龍「それでお前に出ろって?」

「あぁ。
どうしてもやってみたいストーリーが昔からあったらしいんだが、それを成功させるために手伝って欲しいと。」

翔「だからってなんでそんなめんどくさいことにみぃが付き合うんだよ。」

慶「私もそれが一番の疑問です。
美麗さんはそのような行事はもちろん、ましてや人前に出ることなど嫌っていると思っていたのですが。」

随分な印象だな。

まぁ、否定はしないが。