眠り姫

誠「正義のヒーローを忘れちゃうなんて美麗ちゃんも冷たいなぁ。」

正義のヒーロー?

私を助けたってこと?

いつ?

何から?

その時、ふと頭をよぎった。

?「大丈夫だよ。
僕が守ってあげる。」

そんな風に誰かに声をかけられたことを。

何コレ?

それがなんなのかよく分からないけれど、この人はきっとその声の主なんだ。