「なんでしょうか。」

こんな、友達たくさんいますみたいなキラキラしたイケメンの知り合いなど私にはいなかったはずだが。

?「久しぶりだねっ
美麗ちゃんっ」

前言撤回。

どうやら知り合いのようです。

しかし、顔をまじまじと見つめるがどうにも記憶にない…

その様子を察してか唐突に、

?「やっぱ覚えてないか〜。
俺は3年の野別 誠(のべつ まこと)。
君は美麗ちゃんでしょ?」

そう爽やかな笑顔で自己紹介をしてくれた。