眠り姫

少しの間何か考えているようだったが、何かを決心したようにみぃが口を開く。

美「聞いてもいいか。」

「なに?」

何を言われるのかと内心ビクビクしているが、努めて冷静に振る舞う。

美「その、以前私が翔にキスしたことがあっただろう?」

「あぁ。
あの女の子のときか。」

どうして、そんなことを…

美「それが影響しているんじゃないのか。」

「え?」