眠り姫

そんな俺の葛藤など知りもしないみぃは、

美「こんなこと言ってたら、翔なしでは生きられなくなりそうだな。」

クスクスと笑いながら、俺にとっての爆弾を落とした。

急に立ち止まった俺をみぃは不思議そうに振り返る。

そんなみぃを俺はたまらず引き寄せて抱きしめた。

美「翔?」

「だったらずっと俺といろよ。」

美「え?」

「俺はみぃが好き。」