眠り姫

「さて次はフライドポテト買うか〜。」

美「翔は何も買わないのか?」

「うーん…そうだな。
焼きそばとか美味しそうだと思ったもの適当に買うわ。」

美「わかった。」

みぃの手を引っ張りながら思う。

手を繋ぐことにも、さっきのお兄ちゃんに彼女呼ばわりされたことにもみぃは何も言わない。

一体これはどういうことなのだろうかと。

そんな扱いが嫌ではないのか。

はたまた、そんなことですらどーでもいいのか。