眠り姫

そういうことが美麗にとっては当たり前すぎて、何とも思ったことはないのだろうが、俺には逆に痛々しく感じられた。

それでも美麗は明るく

美「まぁ、別に今日これ以上こんな話をしなくてもいいだろう。
それより、私はプールをどうやって楽しむべきか分からないんだが…」

サッと話題を変え、みんなと楽しもうとしてくれる。

無意識にここまで周りに気を遣う人間を俺は知らない。

あぁ、どうにか美麗が何も気にせず今日みたいな明るい表情で過ごせる日々を作ってやれないだろうか。

美麗と出会ってから、俺はそんなことばかりを考えるようになった。