蓮「だからこその、俺らだろう?」

「「「「え?」」」」

蓮「一緒に過ごしてきて、俺らは美麗のそういう過剰なまでの人への気遣いを知った。
でも、なんでもできてしまうからこそ、そんな風に美麗がいろいろ考えて話したり行動したりしていることに、周りは気づいてやれないんだ。
それなら、そんな美麗が少しでも気を遣わなくてすむような環境を俺らが作ってやればいい。」

龍「そうだなっ」

慶「本当に、その通りですね。」

和「じゃ、まずは夏休み美麗ちゃんと思いっきり楽しもうっ!」

翔(ほんとに美麗はこいつらに愛されてるんだな。)

こうして、夏休みが始まった。