眠り姫

和「そうだねぇ。
自分ができることをひけらかすようなこともしないしねぇ。」

慶「むしろ謙虚すぎるくらいに自分への評価がすごく低いように感じます。
だからといって、その考えを口にする様子もないのを見ると、自分を卑下することで周りに傷つく人がいることを分かっているのでしょうね。」

翔「あぁ。
小さい頃から妬まれることも多かったからな。」

龍「周りからしたら、努力せずになんでもできてしまうみれーちゃんが羨ましいし妬ましい。
本人だって普通にしてて得た結果で褒められることが申し訳ない。
でも、それを口にすると反感をかってしまうことも分かってて…
贅沢な悩みのようにも思えるけど、そんな風に周りの人の気持ち全部を受け止めてたら、そりゃみれーちゃん何も言えなくなっちゃうよな〜。」